恐慌の原因は賃金上昇のせい?
「セントラルドグマ」はただのドグマだった?を記して、また、最近の株安で、宇野弘蔵(Wikipedia)さんが『恐慌論』という著作で、恐慌の原因は賃金上昇のせいだという「ドグマ」を提唱されていた事を思い出しましたので、現実を確認してみたいと思います。宇野弘蔵さんが言われていた恐慌が発生するメカニズムは、私の記憶に基づいてごく簡単にいうと、好況が続くと労働市場がひっ迫して労働力の売り手市場になり、賃金が上昇して資...
マルクス経済学(マルクスけいざいがく)は、カール・マルクスの主著『資本論』において展開された経済学の諸カテゴリー及び方法論に依拠した経済学の体系である。 マルクスは、アダム・スミス、デヴィッド・リカードらのいわゆるイギリス古典派経済学の諸成果、殊にその労働価値説を批判的に継承し、「剰余価値」概念を確立するとともに、その剰余価値論によって資本の本質を分析し、同時に古典派経済学の視界を越えて、資本主義の歴史的性格をその内的構成から解明しようとした。
1件〜50件