政治システムとしてのコーポラティズム
コーポラティズム(corporatism)は、社会集団が領域ごとのヒエラルキーに組織され、政治システムに組み込まれていること。あるいは、そのような政治システムが望ましいとする政治思想のこと。 政治システムとしてのコーポラティズムには、第二次世界大戦期の全体主義諸国や戦後の権威主義諸国による団体統制と、戦後の民主主義諸国における政府と利益集団のパートナーシップに基づく政策立案・政策運営・利害調整が見られる。特に両者を区別する場合には、前者を国家コーポラティズム(state corporatism)、後者をネオ・コーポラティズム(neo-corporatism)と呼称する。
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