論語 衛霊公篇第十五(8)〈白文・意訳・所感〉
論語衛霊公篇第十五(33〜36)〈白文・意訳・所感〉 『子曰、知及之、仁不能守之、雖得之必失之、知及之、仁能守之、不荘以蒞之、則民不敬、知及之、仁能守之、荘以位之、動之不以礼、未善也、』 論語衛霊公篇第十五33(全文) ○「子曰、知及之、仁不能守之、雖得之必失之、」 ▶孔夫子はいわれた、知識を十分に修めても、肝心の仁徳を保ち、それを広めていない、知識あれども仁徳なき人とは君子ではない。 ❖君子論1 君子の必要条件を述べている。 知±仁(±荘±礼)=君子の最初、知を修めても=学問の道を歩んでも、肝心の自らの心が忠恕、誠にして人を思いやること、仁徳が無ければどうして君子足りえようか、と君子の大前提…
2025/03/16 12:33