論語衛霊公篇第十五(33〜36)〈白文・意訳・所感〉 『子曰、知及之、仁不能守之、雖得之必失之、知及之、仁能守之、不荘以蒞之、則民不敬、知及之、仁能守之、荘以位之、動之不以礼、未善也、』 論語衛霊公篇第十五33(全文) ○「子曰、知及之、仁不能守之、雖得之必失之、」 ▶孔夫子はいわれた、知識を十分に修めても、肝心の仁徳を保ち、それを広めていない、知識あれども仁徳なき人とは君子ではない。 ❖君子論1 君子の必要条件を述べている。 知±仁(±荘±礼)=君子の最初、知を修めても=学問の道を歩んでも、肝心の自らの心が忠恕、誠にして人を思いやること、仁徳が無ければどうして君子足りえようか、と君子の大前提…
○金曜日の朝、通勤 『王様の範囲』 王様になったとしよう 現代の王様、お金、名声、権力、技巧、容姿 何れも及ばない 他人と比較しない 自分の中で王様とは何だろう 若い頃は、ほふく前進ではそこそこ上位 今は老いてとても無理 子を思う気持ち これなら王様だ しかし、高一の息子は親父に近寄りもしない サッポロ塩ラーメンの食べた数 学生時代から、確実に積み重ねた実績 しかし王様というには、上がいるだろう そもそも、自らの内にある王様とは何か 自我、目耳鼻口腹が欲するところ これら御し難き心を、制するものに他ならない 王様を欲する、自体が私利私欲の浅はかさ 王様など不要、これも間違い、永遠に労働者とか …
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