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  • 三行詩 第八十五章(子路第十三)

    ○日曜日の朝、4月30日、自宅 「衛の公子荊を謂わく、善く室を居く。始めて有るときは、苟か合うと曰い、少しく有るときは、苟か完しと曰い、富いに有るときは、苟か美しと曰えり。子路八」 「孔夫子、衛の公子荊についていわれた、家の内での遣り繰りが上手であった人だ。はじめて財産ができたときには、これでやっと足りる、いいと、少し財産が貯まってきたときには、これでようやく十分になった、という。そして大きな財産ができたときには、なんとかこれで良いだろう、といったらしい。」 「この句、三箇所に苟の字が使われている。苟の意味は①いやしくも。 ②かりそめ。まにあわせ。 ③まことに。ほんとうに、とある。財産を得ても…

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