じゅんる 胷形 コウのミナと
そらは地にながるるとおもうくれがたの逆光の川逆光の春村木道彦2025年1月4日宗像大島。11時半曇り。ゆるやかな山道を下り沖津宮遙拝所へ到着。誰もいない寄合所のような建屋がぽつりと遠灘をのぞんでいた。みぬまみつはみつまみやらびの御甦生(ウスヂ)どころ神宿りの島はみ得ず崖下の潮はひどく逆立っていた。みぬめみるめひぬまヂンガハリカアやもの言わぬ自然と通じ合えないが故のミヂか、自身がつくった人工天国によくシタがわせたいきよき人間はミナ饒舌だ。ユウか、ウシユか、自分に都合のわるいひとを討ち自分の都合のいい神を侍らせ「イナさ」・・・ああ。引き返すにはもう遅すぎる。もの言うことを禁じられたみづのをひもをときむすぶひめを思った。ひかりとかげの交差したひと夏樹々の梢絶え間ない蝉しぐれあかあか燃える陽草花のあおあおと緑陰頬...じゅんる胷形コウのミナと
2025/03/01 06:33