沢庵宗彭禅師が語る「多欲と無欲」
なんか、今日は江戸時代の臨済宗・沢庵宗彭禅師(1573~1646)の命日らしい。具体的には旧暦の正保2年12月11日に御遷化されたとのことである。そのため、今日は沢庵禅師の顕彰を目指し、その教えを見ておきたい。一多欲の人は却て無欲なり、多欲の人多く財を得んと思ふて、中を越へて多なる故に、集めたる財を一時に官に奪はれ、剰へ其身を亡す、則ち財を奪はるるのみならず、一つある命を添へて失ふ、則ち多欲の人は無欲の人なり、小欲の人は其分に随つて得る所の財をよく保つて、其身を全ふして天命を終ふ、これ多く財を得るなりと思へり、否なるや、或人曰く、然らは多く財をあつむるを富と云ふことは、総じてあるましきこと歟、天下の者皆貴人たるへきかと云ふ、われ云ふ、その中を得るときは則ち富も亦得たり、その儀も亦得たり、貧なるときは則ち貧も亦得...沢庵宗彭禅師が語る「多欲と無欲」