論語衛霊公篇第十五(33〜36)〈白文・意訳・所感〉 『子曰、知及之、仁不能守之、雖得之必失之、知及之、仁能守之、不荘以蒞之、則民不敬、知及之、仁能守之、荘以位之、動之不以礼、未善也、』 論語衛霊公篇第十五33(全文) ○「子曰、知及之、仁不能守之、雖得之必失之、」 ▶孔夫子はいわれた、知識を十分に修めても、肝心の仁徳を保ち、それを広めていない、知識あれども仁徳なき人とは君子ではない。 ❖君子論1 君子の必要条件を述べている。 知±仁(±荘±礼)=君子の最初、知を修めても=学問の道を歩んでも、肝心の自らの心が忠恕、誠にして人を思いやること、仁徳が無ければどうして君子足りえようか、と君子の大前提…
○土曜日の午後、ウオーキング 『雨の中を歩く』 ・雨の中を歩いている。 ・時折、強い雨と風が吹く。 ・ ・風が好きだ、風の中にいると心地よい。 ・轟々と強風に揺れる樹木もよい。 ・雷鳴も好きだ、心が引き締まる。 ・ ・そして人がいなくなる、無人の森を歩く喜び。 ・強風、雷鳴、大雨の中で、一人の時間を楽しむ。 ・ ・天を見上げる、自然の荒ぶる姿よ、何と美しきことか。 ・豪雨に身を任せ、蕭然と大地に立ち尽くす、何と無力な私か。 ・ ・音楽が脳裏に流れている。 ・ベートーヴェン、ピアノソナタ14番「月光」。 ・静かさを、具象したかのような音楽とともに、この天然の大劇場に酔いしれる。 ・ ・ちっぽけな…
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