道元禅師の説示は続きます。修行に対していくら自分自身を励ましても、体がだるい気持ちもたるんでどうにも動きが取れない、そういう場合には真心を専一にして、過去の真実を得られた方々(釈尊・達磨大師など)に対して「自分はどうも怠け癖が抜けません、自分は仏教に対して不信の気持ちが生じました」と言う非を正直に告白すべきである。この様にする時は告白した効果によって、自分自身がそこでもう一度清浄な状態に立ち返る事...
スオアエイ人の魂には、多くの因縁カルマが刻みつけられており、故に、善悪、正邪なる思想も、その人の歩みや修業により、主観は偏ります。多くの魂への切磋琢磨は、磨かれる人がおり、研かれる人もおられ、また、身が枯れる人も当然におられます。傷が練磨となる人もあり、傷が乱魔となる人もあり。昭和の時代、神人合一された方は、昭和天皇であり、また、佐藤愛子さんの著書「私の遺言」に出て来る、神界から来たとされる相曾誠治さんも昭和の時代に神人合一された方でもありました。相曽誠治さんは、1910年に静岡県に生まれ、1999年に亡くられておられます。大変に皇室を大切にされ、大嘗祭を重んじておられました。彼は謫仙(天上界より、人間界に追放された仙人とされるが、実際は、主神のより、使命を受けられた方。また、土佐の神仙たる宮地水位師が神...主観道。
其の1 ニホンの哲学の徒は、時々釘と水で「シチュー」を作り上げる。つい最近見聞したことだが。 「共通感覚論」って???? 「常識」の英語訳であるコモン・センス…
道元禅師の説示は続きます。この世の中には真実を得た人もたくさんいる。素晴らしい人もいればそうでない人もいるけれども、それらの一切が谷の響きや山の姿である。それと同じような自然のありのままの姿を捉える事に他ならない。この様に我々の生きている世界には様々な事象や様々な事態と言うものがあり、谷川が滔々と流れ響きを伝えている。それはそのまま釈尊の説法であり釈尊の教えの賛嘆詩である。その事態を取り上げて見て...
道元禅師の説示は続きます。この様に何とかして諸先輩の跡を追いかけて仏道修行をしたいという気持ちを起こし師匠をたずね真実を求めて行くに当たり、高い山に梯子を使ってよじ登ったり、広い海を船で渡ったりするような努力が伴うのである。この様にして自分の師匠となるべき人をたずね、高徳の僧を求めていくならば、ほんの偶然の事からどこかで思いがけなく師匠に遭遇することが出来るのである。そしてその師匠と弟子とのやり取...
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